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*見学報告* 桂笹丸さんの落語を聞いてきました

 こんにちは!まだまだ寒い日もありますが、梅の花がほころんで、少しずつ春が近づいてきていることを感じるようになりましたね。
 市民図書館は3月28日のアキシマエンシス(教育福祉総合センター)での開館にむけ、ただ今準備中です。
 すでにアキシマエンシスの前を通られた方はお気づきかもしれませんが、アキシマエンシスのエントランスホールには、クジラの骨のレプリカが吊り下げられました。沿道や青梅線の電車内からも見えますので、お近くをお通りの際は、車窓からでもぜひご覧になってみてくださいね。
 さて、今回のブログ担当は玉川です。昨年、東中神のカフェ・ポンテさんで開催された、桂笹丸(かつらささまる)さんの落語会に行ってきました。大変遅くなりましたが、その様子をお届けしたいと思います。
 笹丸さんは昭島出身の落語家さんです。桂竹丸師匠に弟子入りし、現在は二ツ目に昇進され活躍されています。昭島出身の落語家さんがいるというのはとても嬉しいですね。
 ポンテさんは自家焙煎コーヒーがいただける、ほっこりとした温かい雰囲気のカフェです。その店内にお邪魔すると、カウンターのそば、お客さんの席からも近い場所に高座が用意されていました。ポンテさんは、落語会を定期的に開催されていて、すぐ目の前で落語が聞ける、貴重な機会を提供してくださっています。
 常連のお客さんたちと一緒に席に着き、笹丸さんの登壇を今か今かと待ちます。すると小気味良い出囃子が流れだし、笹丸さんが登場!第一声を聞いて驚いたのは、その声が良く通ること。ハッキリと耳に届き、とても聞き易い!
 最近の時事ネタをからめて、話の枕で観衆の関心を捉える笹丸さん。その流れのまま、スルスルと落語の話につなげていかれます。聴衆はまるで江戸時代の長屋の中にいるかのように引き込まれていきます。(実際、ポンテさんのお店が長屋にあるので、雰囲気はバッチリです。)
 今回は、茶の湯にハマるご隠居さんの話と、家財を買うお金がないので絵に描いて“家財があるつもり”になって暮らす男の話、二つを聞きました。どちらも分かりやすく、アレンジもされていて、とても楽しかったです。思わず声を出して笑ってしまいました。
 二つのお話の間の休憩時間には、おいしいコーヒーとシフォンケーキをいただきました。これが本当に美味しくて、心もお腹も満たされる楽しい落語会でした。ごちそうさまでした!
 笹丸さんは昭島の各地で開かれている寄席や落語会にも出演されているので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

投稿日:2020年02月24日