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イベント「大人の塗り絵講座」を開催しました

 9月20日(月)に、サクラクレパス認定大人の塗り絵講師の須貝光一郎先生をお迎えして「大人の塗り絵講座」を開催しました。
 講座当日は14名の方にご参加いただきました。今回参加者の皆さまが挑戦したのは、「ルドゥーテのバラ」の塗り絵です。
 はじめに、大人の塗り絵と子供用のぬりえとの違いや、色彩と画材の説明、「一定方向に向かって塗っていくと色を重ねやすい」などの彩色のポイントを教えていただきました。
 その後、講師が段階別に彩色した見本や手元の完成済みの見本を参考にしながら、塗る色の順序など講師の指示に従って実践しました。

バラの塗り絵を段階別に彩色した見本と完成済みの見本が貼りだされている写真 見本を見ながら彩色している手元

実践している間、講師は参加者の席を回り、質問に答えたり個別にアドバイスを行ったりしました。

講師が参加者に教えて回っているところ 講師が参加者に教えて回っているところ②

今回挑戦した「ルドゥーテのバラ」の塗り絵は、早い人でも3〜4時間かかる作品ということで、時間内に終了することはできませんでした。重ね塗りの大切さや合わせる色のアドバイスなど、その後のポイントなどを教えていただき、残りは自宅で作成ということになりました。色彩に関する資料は、図書館にたくさん所蔵しております。ぜひご利用ください。

見本と、参加者の作品を並べた写真
参加者の方の作品(左が見本、右が実際に塗った作品)

 

アンケートでは、皆さまに楽しんでいただけたようで、嬉しく思います。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
 

昭島市民図書館では、今後も引き続き様々なイベントを開催する予定です。ぜひ、図書館ホームページや図書館内のポスターにご注目ください。

投稿日:2021年10月26日

図書館バリアフリー映画会を開催しました。

 9/19(日)に、昭島市民図書館シアターにてバリアフリー映画会を開催しました。バリアフリー映画とは、どなたでも同じ映画を一緒に鑑賞できるよう、全編に日本語字幕や音声ガイドをつけた映画のことです。

上映した作品は『武士の家計簿』です。代々加賀藩の財政に携わり“そろばんバカ”と呼ばれた下級武士が、妻の支えを得ながら一家そして藩の財政を切り盛りしていく姿を描いた作品です。

当日はバリアフリーに関連して、大きな字で印刷してある大活字本や、点字資料、どなたでもやさしくわかりやすく読めるLLブック、朗読CD、読書補助具や筆談ボード等をシアター前に展示しました。

バリアフリー映画会の際に展示した資料たちの写真

その他にも図書館内のバリアフリーを知ってもらうための資料、そして障害者サービスについての利用案内も配布しました。
配布資料 昭島市民図書館のバリアフリーのサムネイル画像 昭島市民図書館障害者サービス利用案内のサムネイル
*こちらの資料は市民図書館の各カウンターで配布しております。ご自由にお取りください。



下の写真は、上映前のご挨拶と注意事項のご説明をしている様子です。声と、スクリーンに映し出した文字と、手話通訳で行いました。

上映前のご挨拶と注意事項の説明をしている写真。観客の右前に図書館スタッフと手話通訳者が立って説明している。

 

いよいよ上映開始です。

ブログの冒頭でもご説明した通りバリアフリー映画は通常の映画と違い、動作や場面を説明するナレーションが流れ、視覚に障害のある方が情景を思い浮かべやすくなっています。
また、邦画であっても日本語字幕が付いており、音楽や物音なども字幕で説明しているので、聴覚に障害のある方が音の情報を文字で読み取れるようになっています。

上映後にいただいたご意見では、障害のない方も「一般的な映画よりも情報が多く、わかりやすかった」ととても好評でした。
バリアフリー映画を知らなかったという方も多く、この機会に知っていただく事ができてよかったです。

そして何より、当事者の皆様に映画会をお楽しみいただけて本当に嬉しく思います。
今後も視覚や聴覚に障害のある方も楽しめるようなイベントを実施してまいりますのでよろしくお願いいたします。

次回のバリアフリー映画会をご期待ください。


最後に、今回バリアフリー映画会を開催するにあたって、ご意見をくださいました視覚障害者団体、聴覚障害者団体の皆様に心よりお礼申し上げます。

投稿日:2021年10月10日