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*見学報告* 市内を走った五日市鉄道の歴史探訪

 こんにちは、市民図書館の矢嶋です(^_^)
 5月10日(金)、昭島観光まちづくり観光協会主催の「あきしま町あるき」に参加しました。あきしま町あるきナビゲーターの方々にご案内いただき、「廃線を歩く 旧五日市鉄道 拝島〜立川間」コースを一緒に歩きました。
 昭島は鉄道とゆかりある土地です。市民図書館のつつじが丘分室は、0系の新幹線電車図書館ですね。市内には、現在運行されている3つの路線以外に、歴史に埋もれた廃線5鉄道があります。その中でも、今回は五日市鉄道(愛称「五鉄」)の鉄道遺構を探訪しました。
 歩いてみると、「五鉄通り」など普段通り過ぎる意外な場所が廃線跡だと分かりました。また、設立に尽力した紅林氏、東京随一の製糸業で栄えた沿線や、出征兵士を見送った駅など、本当に様々な思いを乗せて走った鉄道の物語がありました。
 8km以上もの長旅、皆さんお疲れさまでした。あきしま町あるきナビゲーターの皆さんによる、資料を交えた分かりやすくて優しい口調のガイドからは、それぞれ昭島が大好きな気持ちが伝わってきました。本当にありがとうございました!!

 

 昭島の鉄道史が気になった方には、以下の図書がオススメです。市民図書館(本館)にも蔵書がありますが、「あきしま 記憶と水の物語」のサイトからもご閲覧いただけます。ぜひご覧ください。
*『昭島消えた五つの鉄道』(昭島市教育委員会・2017年刊行)
 図書の所蔵場所:市民図書館2階 地域資料コーナー
 Web閲覧:あきしま 水と記憶の物語 - 近代の記憶

投稿日:2019年05月11日